恥骨結合は骨盤バランスの要の一つです。

我々整体師が骨盤調整にメインに調整するところは、仙腸関節です。

骨盤は、左右に耳のような形をした寛骨と中央に仙骨により形成されています。

寛骨と仙骨の接着点を、仙腸関節と言います。

そして、この関節の隙間は、3~5ミリ程度しかなく、遊び程度の動きしかありません。

ところがこの関節の不具合が腰痛の原因の一つとなります。

骨盤は、上半身の荷重のバランスを取り下半身の動きの基軸となる重要な部分です。

姿勢の基となり、姿勢の乱れが痛みを作っていきます。

骨盤の後ろ側の接地面が仙腸関節ですが、前側の接地面が恥骨結合と言います。

恥骨結合もまた、骨盤のゆがみに大きな役割をします。

腹部ですから、整体術を掛けにくいところでもあります。

恥骨結合拘縮の判定法

仰向けに寝て、お腹の中央付近に手を当て、下腹部に向かって手を下ろしていきぶつかったところが恥骨結合です。

恥骨の中央左右を圧迫して、痛みが出るようだと恥骨結合に問題があるかもしれません。

恥骨結合

左右の寛骨の突起部分が体の真ん中のラインで結合した部分を、恥骨結合と言います。

恥骨の突起の角度は男性がとがったような角度で、女性は丸く平板な形になっています。骨盤中央の孔は、男性が三角、女性は丸く空いています。

接地面は、繊維軟骨で左右の骨が結ばれています。

この軟骨が歩行時クランク状に動き、歩行のバランスを取っています。

恥骨痛・恥骨まわりの痛み

1.骨盤のゆがみ

日頃の不良姿勢により骨盤が傾いたり、ねじれが生じます。この骨盤の歪みから、接着面の仙腸関節や恥骨結合付近に痛みが生じます。

2.恥骨結合炎

恥骨周辺には多くの靱帯・筋肉が付着しています。過度な運動により恥骨結合の軟骨円盤が炎症を起こし痛みが発生します。

3.妊娠時の恥骨結合の痛み

妊娠時女性ホルモンの働きにより骨盤周りの靱帯が緩みホールド性が弱くなります。これまで靱帯が支えていた荷重を、筋肉や骨が支えるため痛みが発生します。また胎児の成長により、子宮の真下にある恥骨結合が圧迫され痛みが発生する場合があります。

4.産後の恥骨結合の痛み

胎児が産道を通っている時に恥骨結合を損傷させてしまう場合があります。またもともと不良姿勢だった人などは、産後骨盤が戻るときに不具合が起こり痛みが出る人がいます。

5.恥骨骨折

事故やスポーツによる骨折や、高齢者の方は骨粗鬆症による骨折があります。

恥骨結合の痛みを取るエクササイズ

恥骨周りの痛みのうち1番に有効です。2番に関しては、痛みが治まった後、予防的におこなうと有効になります。

3・4・5は、医師や専門家と相談のうえで行ってください.

1.膝の閉脚

椅子などに座り、足の両側をつけます。

膝の内側の少し上へ、甲の部分が見えるようにし、両こぶしを入れます。

10~15秒くらいこぶしをつぶすように膝を閉じます。

これを3~5回くらいをワンセットとして、一日3回ほど行ってください。

2.膝の開脚

椅子などに座り、足の両側をつけます。

膝を閉じ、両膝の外側を手で押さえます。

10~15秒くらい膝を広げ、手の力で押さえつけます。

これを3~5回くらいをワンセットとして、一日3回ほど行ってください。

3.腰痛体操

骨盤の動きが悪くなると腰痛になります、腰痛体操は全般的に骨盤の動きを改善しますから有効です。

仰向けに寝、両膝を立てます。

両膝をゆっく左右に倒します。

これを30~40回くらい行います。

これを朝起きる前と寝る前に行ってください。

この三つのエクササイズで恥骨の動きが改善し、骨盤の動きが改善されていきます。

恥骨結合を整え身体のバランスを整える一歩としてくださいね!!

*常に痛いなどの症状の場合は、医師への診断をお勧めします。

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