脂肪が溜まる理由、取れないわけ

脂肪が溜まる理由、取れないわけ

年とともに体重が増えて来ていると自覚がある人は多くいると思います。

でも脂肪のたまる理由と、取る方法を正しく科学的に理解している人は少ないと思います。

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▼目次

  1. 肥満とは
  2. 肥満のタイプ
  3. 体脂肪蓄積の仕組み
  4. 脂肪を消費する「褐色脂肪細胞」
  5. 肥満の原因
  6. まとめ

肥満とは

単純に体重が多い人のことを、肥満とは言いませんよね。

運動をしている人は、ガッチリとしていて筋肉が有りますから体重も多くなります。

逆に細っそりしているように見えて、ポッコリトお腹だけ出ている人っていますよね。

こう言う方は内臓脂肪が多く、「隠れ肥満」と言います。

肥満は、体重の多い少ないではなく体脂肪率で判断します。

体脂肪率は、一般的には男性で25%以上、女性で30%以上を肥満と言います。

さらに言うと、男性で30%、女性で35%を超えると重度の肥満と言います。

肥満のタイプ

体脂肪が高いと肥満と言いますが、脂肪のつく場所によって肥満を分類します。

皮下脂肪型肥満

内臓脂肪型肥満

と二つに分類します。

⑴皮下脂肪型肥満

腹部から太ももにかけての皮下に脂肪がつくタイプの肥満。

比較的に若い女性に見られる肥満のタイプです。

⑵内臓脂肪型肥満

腹部を中心とした腹部に脂肪が溜まるタイプの肥満。

比較的に男性や閉経後の女性に多く見られます。

この中で、内臓肥満型の方が生活習慣病などのリスクが高くなり、問題となります。

メタボ基準で言われているのが、へそ周りのサイズが、男性で85センチ、女性で90センチ以上を目安としてますよね。

体脂肪計があれば、もっと確実に判定できます。

血圧計と体脂肪計は一家に一台欲しいところですよね!!

体脂肪蓄積の仕組み

体脂肪の中身は中性脂肪ですが、この中性脂肪は脂質と糖質により作られていきます。

脂質
肉やバターなどに含まれる脂肪成分が脂質ですが、体内に摂取されると腸から吸収されカイロミクロンというちいさな分子に分解され、血液中に放出されます。

さらに遊離脂肪酸という形に分解され、細胞に運ばれエネルギーとして使われます。

エネルギーとして使われなかった遊離脂肪酸は、中性脂肪に再合成され体内にストックされます。

糖質

お米や麦や果実に含まれている糖質は、一見すると中性脂肪と関係ないように思えますが、やはりエネルギーとして消費されなかった糖質は中性脂肪としてストックされます

炭水化物などの糖質は、腸で吸収され単糖類であるブドウ糖に分解されます。

ブドウ糖は、肝臓に運ばれそこでストックされるか、必要に応じて血液中に放出されエネルギーとして使われます。

やはり使われなかったブドウ糖は、脂肪細胞の中で中性脂肪に組み替えられます。

また肝臓ではブドウ糖を、脂質(VLDL)に合成して血管内に放出します、この脂質もエネルギーとして使われないものは脂肪細胞で中性脂肪となりストックされていきます。

食物として摂取された脂質や糖質は、エネルギーとして消費されなかったものは中性脂肪として体内にストックされる仕組みになっています。

脂肪を消費する「褐色脂肪細胞」

通常の脂肪細胞は、細胞内に油滴という中性脂肪をストックする袋状のものを備えています。

脂質や糖質を大量に摂取しエネルギーと使用されなければ、油滴はどんどん大きくなり肥大化していきます。

これが肥満の原因の脂肪細胞で、「白色脂肪細胞」と呼びます。

肉の脂身が白いですよね、あれが白色脂肪細胞です。

白くない脂肪細胞があるのです。それが「褐色脂肪細胞」といいます。

「褐色脂肪細胞」は、油滴が小さく中性脂肪を多くストックすることが出来ません、中性脂肪のストック量が少ないので白くないのですね。。

「褐色脂肪細胞」は首やわきの下肩甲骨の周辺にのみ存在し、体温が下がった時などに中性脂肪を燃焼し体温を上げる働きをします。

大食い選手権に出る人たちは、この「褐色脂肪細胞」の量と活動が盛んとされています。

逆に言えば、肥満体質の人は「褐色脂肪細胞」の働きが弱いと考えられます。

通常人間の体は筋肉の働きによって体温を上げたり保ったりしますが、赤ちゃんのようにまだ筋肉の未発達な時はこの「褐色脂肪細胞」の働きによって体温を維持し熱を作っていくのです。

成長とともに「褐色脂肪細胞」は減少していきます、ですから年齢とともに太りやすくなるわけです。

摂取カロリーが減少し肥満が増えている?

厚生労働省が平成15年に発表したものによると、30~60歳代の男性と60代の女性の30%以上に肥満がみられるそうです。

また全世代で、20年前に比べ、1.1~1.7倍肥満者が増えているとされます。

ところが、1960年代に比べ摂取カロリーは160㎉低下しているとの報告があります。

食べる量が減っているにもかかわらず、肥満の人の数が増えているという不思議です。

答えは、総摂取カロリーは減少しているのですが、動物性脂質の摂取量は40年前に比べ4倍に増えているためです。

良くダイエットのために炭水化物を制限する人がいますが、脂質制限のほうが何倍も効果があります。

日本人の場合、体に良いと言われているオリーブ油ですら油に変わりがないので制限したほうが賢明です。

肥満の原因

1.過食
これは説明する必要がないことですが、摂取カロリーに対し消費カロリーが下回った状態です。

2.不規則な食生活
朝食を取らない、夜遅くに食事をとるなど食生活の乱れは、大きな肥満の原因となります。

過食と空腹(朝食を抜くなど)を繰り返すような状態になると、遺伝子は体にストックするために消化吸収能力を上げていきます。

これは、飢餓状態に対応するための人間の防衛能力によるものです。

3.運動不足
便利な社会になり体を動かすことが減っている時代に、さらにスマホのように座っていることが多くなるようなものの普及により、運動不足が加速しています。

4.ストレス社会
強いストレスにさらされると人間は、摂食中枢の働きが乱れます。

摂食中枢の乱れは、満腹感を感じにくくし大食いをもたらしてしまいます。

また、甘いものを摂取すると、セロトニンの分泌を促進させます。

セロトニンは脳にやすらぎ感を与えてくれる働きがありますので、甘いものを大量にとる原因になってしまいます。

まとめ

脂肪のたまる原因を知ることで、脂肪をため込まないための生活習慣を考えるもとになります。

脂肪をため込まない生活を心掛けることが必要ですし、脂肪を燃焼させるためには筋肉がとても重要になってきます。

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