書評―一流の睡眠「MBAxコンサルタント」の医師が教える快眠戦略

私は整体師をしていますが、不眠や睡眠時間を確保できないという方を多く見てきています。

「こんなに無理して大丈夫なの?」と言いたくなってしまいます。

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睡眠不足で悲鳴を上げている体

人間は睡眠中に成長ホルモンを、分泌し体を修復していきます。

ところが睡眠時間が短かったり、睡眠の質が低い人は、概して背中全体が固くなっています。

睡眠不足からくる体の悲鳴は、まず背中が最初に上げているというのが整体師としての私の感想です。

人間は睡眠中に体を修復し、精神的緊張をリセットし、海馬に一時的ため込まれた記憶を大脳皮質へと定着させるという作業を睡眠中にしているわけです。

人間は、睡眠により精神的・肉体的な緊張を毎日リセットしているわけですが、このリセットができないと背中全体が固くなるようです。

ビジネスパーソンズに特化した睡眠の書

著者は、医師・経営者・コンサルタントという三足の草鞋をはく超多忙なビジネスパーソンズです。

医師としての知識と、超多忙なビジネスパーソンズとしての経験を加味した超実践的な睡眠の書です。

私がこの書で一番感心したのは、一日の始まりを朝の起床時に持ってくるのではなく、翌日最高のパフォーマンスを出せるように就寝時間を一日のスタートとして考えて生活パターンを組み立てていくという点です。

何よりビジネスパーソンズが、最高のコンデションで仕事をする事に特化している点が他の睡眠に関する書物との大きな違いです。

免疫学者が書いた睡眠の書では、睡眠時でしかも横になった状態でなければ造血ができないとし8~9時間を推奨しています。

また大脳生理学を研究している人は、短時間睡眠でも脳の機能を戻す方法を書いています。

著者は、医師ではありますが外科医で睡眠が専門ではありません。

ですから研究から導き出された空論ではなく、実際自分が実践していることから導き出されていますので、現実的であり実際にやれることばかりです。
一流の睡眠 [ 裴英洙 ]

世間の常識にとらわれるな!!

我々は何となく知っている睡眠の常識にとらわれ、それに合わせようとしてしまいます。

  • 睡眠時間は8時間がベスト
  • 睡眠のサイクルは90分である
  • 午後10時から午前2時は睡眠のゴールデンタイム

これらの常識は、一般論であり個人個人自分の生理は違っています。

著者は睡眠ログをつけ、自分のベストの睡眠時間を知ることが大事だと言います。

今の時代スマホで簡単に自分の睡眠状態を調べられますから、睡眠ログをつけるのは容易ですよね!!

眠りの質を上げる「9つのステップ」

本の内容を一部紹介します。

不眠を改善するためにあえて睡眠時間を、減らす手法を紹介しています。

不眠の方の方の多くは、布団の中で寝られない寝られないともがき苦しんでいる人が多くいます。

そんな方に行う不眠治療で、「睡眠スケジュール法」という治療法です。

  • STEP1 睡眠ログをつける
  • STEP2 「起床時刻」を決める
  • STEP3 「起床時刻」から「目標睡眠時間」を引いて「就寝時刻」を決める
  • STEP4 「眠くなったとき」か「設定就寝時刻になった時」のみ布団に入る
  • STEP5 布団に入って15分たっても寝付けない場合は思い切って寝室を出る
  • STEP6 再度眠気がやってきたら布団に入る
  • STEP7 「起床時刻」に必ず起きて寝床を出る
  • STEP8 STEP2〜7を1週間続ける
  • STEP9 睡眠効率が上がったら目標睡眠時間を少しずつふやす

(「一流の睡眠」裴英洙著 より引用)

ここで重要になるのが、睡眠ログだと思います。

睡眠習慣は、人によって違うものです。

この自分の習慣を、可視化することにより自分の睡眠環境を改善していくことができます。

寝た時間により、翌日のパフォーマスを観察します。

6時間の睡眠だと眠いが8時間寝るとだるく7時間だと調子が良い、など自分のベストな睡眠時間が見えてきます。

睡眠の質なども細かく見ていき、自分の現状を把握ことを著者は重要としています。

また著者は、睡眠薬の服用には十分な注意が必要とし、安易な服用を戒めています。

私のところに来るお客様も、医師が簡単に睡眠導入剤を処方し長期間服用している人が何人かいます。

私は内科の医師は、簡単に睡眠導入剤を出しすぎるのではないかと懸念しています。

時間がないのはわかりますが、非薬物療法を取り入れそれでも改善されない時に処方すべきでないかと常々思っています。

ま〜患者さん側も夜にカフェン入りの飲料を、夜に飲んでいるなど問題は多いのですがね!!

生活習慣を改善しないで、薬物療法にすぐ頼る日本人の意識を改善しないといけませんね!!

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