東洋医学での診察法〜東洋医学を知る・その1〜

東洋医学的診察法は、患者一人ひとりの状態を見てオーダメイドに診察します。

でも人の体はやはり千差万別です。

東洋医学でも、診察のための類型はあります。

ただ西洋医学のような数値的な類型では、ありません。

検査データの結果から病名を導き出すのではなく、症状により分類していきます。

症状への判断が、普遍性でなく医師の経験値と患者さんへの問診から得る情報からの診断です。

科学的エビデンスとは、言いがたいのですがそこが経験医学の真骨頂でもあります。

ですから中国医学と日本の漢方医学では、起源は一緒でも診断法や方剤もずいぶん違うようです。

東洋医学とひとくくりにできないものがあります。

寒証:冷え性で顔が青白く、軟便で下痢をよくするタイプ

熱証:顔色がいつも赤みがかっていて、のぼせやすく喉が渇きやすい、便秘をよくするタイプ

虚証:日常的に疲れやすく、あまりに元気が出なくて、息切れや動悸があり、朝の寝起きも悪い下痢傾向のタイプ

実証:疲れにくく元気一杯で食欲旺盛、寝起きもいい便秘傾向なタイプ

「快楽」は体にいい―50歳からの免疫力向上作戦 (新潮文庫)
帯津 良一 (著), 幕内 秀夫 (著)

こういう特徴を漢方医は、望,聞,問,切という四診から判断して証を見て漢方薬などを処方します。

東洋医学の診断法を、弁証と言います。

そこから導き出された治療法を、論治と言います。

ちょっとわかりにくいですが、一人一人の体全体を見て判断していくということです。

例えば、風邪と診断しても、体質などにより人それぞれ治療方法は違ってきます。

いわゆるオーダーメイド治療ということです。

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